脱サラについて考えてみる
脱サラしてえ。
本当これに尽きる。おそらく皆さんも毎日のように考えていると思うが、今すぐ辞めることができるかと言われれば答えはNoだ。
仕事が楽しいから働くんだ!と考える人はごくわずかに存在すると思うが、大半の人間からすれば本当は働きたくなんてないのだ。
何のためにお金を稼ぐのか。
・生活していくために働くのか。
・自分のやりたいことが働くことに直結しているのか。
・自己実現のために働くのか。
答えは様々だと思う。
ぼくは都内でサラリーマン(3年目)をやっているが、毎日電車に乗っている人の顔を見ると悲しくなってくる。
揃いも揃ってうわの空。みんなどこも見ていないか、一生懸命スマホをいじっているのだ!
北海道から上京し始めた頃、絶対にこんな顔つきにはならないぞ!と意気込んでいたのだが、サラリーマンをやっていると色々辛いこともあり、ついつい疲れた顔をしてしまうのだ。
このままではいけない。小さい頃の自分が今の自分を見たらきっとがっかりしてしまうだろう。
お前は何になりたかったんだ、と自分に言い聞かせてあげたい!
就活では自分がこれまで培ってきた経験や考え方、物事への取り組み方を述べつらってきたが、果たして本当に良かったのだろうか。
辞めたかったら辞めればいい。
そういう覚悟で仕事には取り組んでいるが、辞めた後の自分がイメージできない、辞めた後の不安が半端ない(本当はそんなことないのかもしれないが)ことから、いつも踏み止まってしまうのだ。
その一歩目を踏み出せたらどんなに楽だろうか。初めの一歩目を踏み出すのがやはり一番大変なのである。
今の業務がますますキツくなったり、要求される業務が自分のキャパを越えてしまったり、アタりが強くなり結果的にブラック企業となったり、精神的に病んでしまったりすると、この「初めの一歩」を踏み出す事が出来ずに埋もれてしまうリスクも十分にある。
動き出すのなら今しかないのでは?と最近は強く思い始めている。
とりあえず3年は働いた方がいいよ。の3年が終わるまで後半年。
誰が言い出した言葉かは知らないが、何となくの基準になってしまっているのだろう。
少なくとも、このままでいいや。なんて思っている人なんていないはずだ。
ぼくはもちろんそう考えているし、思考停止して機械のように働き続けるならさっさと辞めた方がましだ。
自分の今後の人生について、どのように「初めの一歩」を踏み出していけるのか、少なくともそういう気持ちだけは持ち続けていきたい。